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静岡発信!海外生活体験・¥500英会話  英語deCooking ハイブリッド留学センター

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D Driving licence  運転免許書を取得 2

イギリスで運転免許証を取得するときに、たくさんの不思議に思うこと、楽しかった経験があったので、ここでその一部を紹介。

* 初めてのレッスン 
友人の紹介で直接先生に電話をして、レッスンを予約。もちろん、有資格者。

当日、教習車(助手席に補助ブレーキが付いた赤のプジョー)で自宅まで迎えに来てくれて、初めに10回分のレッスン料をチェック(小切手)で支払う。

オートマ限定免許ではなく、一般の免許なので、教習車はもちろんマニュアル車。

先生の運転で交通量が少なく、比較的道路が広い住宅地に入って行き、下り坂で車を止める。家からそこまで、お互いの自己紹介。先生の前の奥さんは日本に少しいたことがあるとか、私はどこから来たとか、そんな世間話。

そこで衝撃発言が!『はい、交代。』そう言って先生は運転席を下りて、助手席へ。私は、『??私が運転?』私が免許を取るのだから、私が運転するのは当たり前だが、『どっちがアクセルでどっちがブレーキ?って言うか、もうひとつペダルがあるんだけど、これって何?』と言う状況で私にハンドルを握らせる先生の勇気って、すごい。運転席に座った私は、ベルトとミラーの位置を確認を指示され、『ブレーキが真ん中だから、それを右足で踏んで。そして、サイドブレーキを下げて。ブレーキをやさしく離してごらん。』と言われ、その通りにすると、く、車が動いた。と言うよりも下り坂でニュートラルの状態でサイドブレーキを下げれば、車は下がる。初めての私はそれだけで、感動と緊張。
そして、クラッチ、ギアー、アクセルのことを習いながら、初レッスンにして私の運転で住宅地をノロノロ1周。
*レッスンでドライブ??
午後2時ぐらいからのレッスンで、私が車に乗り込むと同時に、次の会話が始まった。
先生『今日この後用事ある?』
私『特に用事は無いけど・・・』
先生『チーズ好き?』
私『大好きだけど・・・』
先生『じゃあ、今日は遠出をして、○○ファームへいこう!あそこのチーズ最高なんだよ!お財布持ってる?』
私『持ってないけど・・・』
先生『取りに行っておいでよ。』
こんな会話の後、家に私は財布を取りにもどり、路上へ出た。
結局このときは、私の運転でファームまでドライブ。そこで、チーズを買い込み帰宅した。
1レッスン60分が帰宅したら、すでに4時を過ぎていた。しかし、ひと通り運転の仕方や、交通ルール、ラウンドアバウトの抜け方を習っていたので、私に必要なのは確かに経験だったので、このようなドライブは、楽しいし、役にも立った。おいしいチーズも食べれたし!もちろん、ただドライブをしているのではなく、常時細かいことを注意してくれる。
このように、レッスンと言いながら色々なと事へ行った。ちょっとした観光ドライブ。
あるときは、新鮮なあひるの卵を買いに。あるときは、先生のうちに行って、クラシックカーの自慢をきかされた。田舎へのドライブの時は、馬とすれ違う時のマナーや車がやっと1台通れるぐらいの道で、対向車が来ているかわからないぐらいくねくねと曲がった道では、来てますよのサインをクラクションですることなど、実践に基づき色々と教わった。

* 実技試験は、結果的に一発合格だったが、はっきり言って受かるとは思っていなかった。
日本の様に、1段階・2段階と言うものがないので、先生が私の運転をみて実技試験をいつ受けるか決める。私の場合、はっきり言って運転は上手い方ではなかった様なので、結構レッスンを重ねた。(多分、15回以上は乗ったと思う。)しかし、先生から実技試験へのGOサインは出ない。
しかし、一ヵ月後にスペインへ数ヶ月間行く予定になっていたので、先生と話し合い1回受けてみれば?ということになり、試験の予約をした。
試験当日は、試験センターの建物内で、簡単な受付をした後、試験官と顔合わせ。そして、視力検査。日本の様に測定器を使うのではなく、一緒に建物の外に出ると『あそこに止まっている3台の真ん中の車のナンバー読んで。』という簡単なもの。その視力検査が終わってから、車に乗り込む。その前に、私は試験官に『私は日本人で、英語が100%ではないので、ゆっくりわかりやすく指示をしてください』とお願いをした。(先生からのアドバイス)その試験官は、『わかったよ。わかりやすく、ゆっくり指示を出すよ。必要ならば、曲がる時にはこうして腕で指示を出そうか?』と言い、左右に曲がる時には腕で大きく右、左と指示をしてくれる事になった。
いざ、出発。どきどきしながら試験センターの外に出ると、広い幹線道路で左に曲がれの指示。曲がるとすぐに、ラウンドアバウトで慎重に運転して指示どおり住宅街へ。そして、『次の角で方向転換』の指示があったので、方向転換を行なうと、歩道に寄り過ぎて、後輪の左側が歩道に半分乗り上げてしまった。始めて早々の多きなミス。

『もう駄目だ。また次回。』と開き直り運転を続けた。このミスの後は、緊張も何もなく、諦めていたのでかなりリラックスして運転ができた。再び試験センターへ戻り、車の中で合否の発表。もちろん不合格と思っていた私に、その試験官はナント、『合格ですよ。おめでとう。』と言うのではないか。半分パニックで、私の頭の中は??『だって、あそこでミスしたじゃん。』ともう少しで口に出しそうになった時、試験官は、初めの方向転換でミスした所以外は、ミスもなく、合格。もう少し、ギアーチェンジがスムーズにできるように、経験を積みなさいと、アドバイスをくれた。本当に、合格をしてしまったのだ。初めのミスでもうだめだと思い込み、その後は緊張せずに運転できたのが良かったのだろう。試験センター内で手続きをして、帰宅をした。帰り道、先生は私以上に驚いていた。話を聞くと、私の試験官は厳しくて有名な人。先生もその試験官が出てきた時、もうだめだ・・・。と思ったぐらいだと言う。これで、私の運転免許取得は終わりを迎えたのだが、もうドライブレッスンがないと思うと、少し寂しく感じてしまった。

* 日本の免許証の切り替え 運転免許センターへ連絡し必要書類の確認と予約をする。当日、イギリスの免許証、その免許書の翻訳(自分でやっても良いかと聞いたが、もちろんダメ。JAFで特別な翻訳をしてもらう。)パスポートなどを持って免許センターへ。もう一人、イギリスで取得したと言う女性と一緒に切り替えの作業へ。申請書類を作成し、視力検査、個別に個室へ呼ばれて教官か試験官と話をする。イギリスで取得し、取得から最低3ヶ月イギリスに滞在した言うことを再確認された。この3ヶ月間ルールがないと、日本から旅行のついでに試験を受けて、合格すれば免許取得もありえるので、このようなルールがあるのだと思うが、今は仮免を取得する際も、滞在期間や滞在資格を聞かれるらしい。イギリスの免許から日本の免許への切り替えには、実技の試験は無かった。帰国してから、国際免許を使って、日本でマニュアル、パワステ(パワーステアリング)なしの車を運転していたので、免許書センター内の教習所で運転のテストをされても大丈夫だったろうが、クランクだとか、S字など言われたら、多分不合格だっただろう。
試験もないので、スムーズに日本の免許も取得できた。イギリスの免許はそのまま使えるので、イギリスやヨーロッパの国では、国際免許なしで運転が可能。

ちなみに、私のイギリスの免許はただの紙で写真さえない!そして、書き換えがないので、私は60歳ぐらいになるまで、無制限に乗れる!そして、日本の様に運転の際に所持している必要がなかったから、私の友人は、兄弟で一枚の免許を使いまわししていたけど・・・。(現在は写真付きの立派な免許に変わっているし、所持する義務がある)



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